内容説明
人間の知的活動の中心に、学習・記憶・問題解決という重要なテーマがある。人間は言葉、文字、動作などによって得られた情報を脳に蓄積し、その記憶に基づいて、与えられた問題を推論し、決定することができる。コンピュータに人間と同じような機能を持たせるには、これらのメカニズムを解明する必要がある。本書は、「人間はなぜ思い出すのか」つまり人間の記憶のメカニズムの認知科学的アプローチを試みた、斯界の第一線の研究者によるユニークな成書である。
目次
第1章 ダイナミック・メモリ入門
第2章 想起と記憶
第3章 失敗主導の記憶
第4章 文脈にまたがる想起
第5章 記憶中の構造の種類
第6章 MOJPs
第7章 TOPs
第8章 一般化と記憶
第9章 一般化場面と普遍的MOP
第10章 索引化と調査
第11章 詳細な例の説明
第12章 計算機による実験
第13章 展望
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