出版社内容情報
東京大学建築学科での講義を書籍化し、透徹した視点で「意匠」を切り口に建築を説いたロングセラーに1章を加えた増補新装版。内容は、空間・光から建築史・都市論にまで及び、学生・専門家ばかりでなく、建築に関心を持つすべての人に建築の面白さを伝える1冊。
内容説明
建築の面白さ大切さ創る喜びを。建築を愛する人すべての人に向かって平易な言葉と豊富な実例によって語りかける。東京大学における講義の集大成。版を重ねて三十年。著者自らの手になる新装版。
目次
空間について―住むことと建てること
部屋について―中心と囲い
部屋の集合について―囲いと共同体
窓について―空間と光
続 窓について―光と闇
入口について―開くことと閉じること
場所について―地形と記憶
表象について―住むことと表わすこと
モティフについて―支えることと囲うこと
意匠について―闘争と一致
分解について―還元と狂気
秩序について―創作と時代性
「かたち・ことば」について―様式の再興と自然への回帰
著者等紹介
香山壽夫[コウヤマヒサオ]
1937年東京に生れる。現在、建築家、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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