目次
1920~1940年代―「風と共に去りぬ」「カサブランカ」などメジャー会社の名作を中心に受賞
1950年代―「戦場にかける橋」「ベン・ハー」などTVに対抗するスペクタクルな超大作が誕生
1960年代―「アラビアのロレンス」ほか「ウェスト・サイド物語」「マイ・フェア・レディ」「サウンド・オブ・ミュージック」などの不朽のミュージカル映画が集中
1970年代―「ゴッドファーザー」「ロッキー」「クレイマー、クレイマー」など映画史に名を刻む名作の数々
1980年代―「炎のランナー」「アマデウス」「ラストエンペラー」など重量級のドラマに
1990年代―「タイタニック」そして「羊たちの沈黙」「シンドラーのリスト」「フォレスト・ガンプ」など話題作がずらり
2000年代―受賞作はメジャー系からインディーズ系主流へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
87
4月26日発表される作品賞はノマドランドでしょうか?それともミナリでしょうか?1927年に創設され、2013年までの受賞作品を数多くの写真と共に掲載している。1950年代ローマの休日のヘップバーンの衝撃、1960年代のウエストサイドストーリーなどミュージカル映画、70年代ゴッドファーザー、80年代アマデウス、90年代タイタニック、2000年代ロード・オブ・ザ・リング、2013年それでも夜は明ける、まで多くの名作が紹介されている。ハリウッドが今後Netflixに取って代わられても映画は時代を写すと感じます。2021/04/02
ぐうぐう
11
第1回から86回までの、アカデミー賞授章式の記録を綴っている。ユニークなのは、雑誌「スクリーン」に当時掲載された記事をそのまま再録していることだ。なので、妙な臨場感がある。同時に、「スクリーン」ならではの、マニアックすぎない、ファン目線の記事に、親しみを覚える。が、内容が徐々に、スターのファッションチェックのようなものになってくるのは、いささか残念。2014/07/05