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アテネでつかむ金メダル―中京女子大レスリング部からアテネ五輪へ飛ぶ三人

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784764820197
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0075

内容説明

今回のアテネ五輪から初めて正式競技に採用された女子レスリング。実施される4階級のうち、3階級までを同じ大学の選手が占めることになった!その、中京女子大学の3選手、48kg級の伊調千春、55kg級の吉田沙保里、63kg級の伊調馨が、いかにして日本代表にまでのぼりつめたのか。幼いころからのエピソードや周囲を取り巻く環境、その中で成長した彼女たちがついに代表決定を賭けた大会を勝ち抜くまでが、姉妹の支えあい、親子の絆、監督やコーチとの信頼関係などを織り込みながら語られます。

目次

世界王者同士の対決を勝ち抜いた 吉田沙保里(55kg級代表)(オリンピックがくれた幸せ;レスリングマットがある家;吉田家のお姫様 ほか)
階級を上げて五輪に挑む 伊調馨(63kg級代表)(内弁慶の子ども;ジャガイモ君;誰も教えてくれなかった ほか)
同門対決のプレーオフを制した 伊調千春(48kg級代表)(一カ月半遅れの切符;歴史の意味が分からない;八戸から網野へ ほか)

著者等紹介

横森綾[ヨコモリアヤ]
愛知県出身。新潟大学卒業後、早稲田大学文学研究科修士課程修了。印刷会社勤務を経てフリーランスライターに。週刊誌記者などをしながら1999年よりレスリングの取材を開始。「Number」などに執筆

栄和人[サカエカズヒト]
1960年、鹿児島県奄美大島生まれ。鹿児島商工高校(現・樟南高校)に入学後レスリングを始める。日本体育大学卒業。奈良県教育委員会へ就職後、フリースタイル62kg級で1983年全日本選手権初優勝。その後、1985年から1989年まで5連覇し、計6回全日本王者となった。1987年世界選手権3位。1988年ソウル五輪出場。90年に京樽へ入社し、初めて女子の指導に携わり、世界チャンピオンを3人生み出した。1996年、高校から大学の7年一貫でレスリング選手育成を目指す谷岡郁子中京女子大学長に招かれ、中京女子大学附属高校の教員に採用される。同時に同大レスリング部監督に就任。以後、世界選手権で優勝者4名(金メダル7個)を生み出し、女子レスリングが初めて公式種目となった2004年アテネ五輪では、全4階級のうち3階級を同大所属の選手が占めた。2002年秋より事務局特任職員となり、レスリングの指導に専念している。現在、全日本女子レスリング連盟強化副委員長。日本レスリング協会選手強化委員。アテネ五輪では、全日本女子チームのコーチとして現地へ赴く
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