内容説明
中国の裏面で活躍する秘密結社・洪門。台湾洪門の日本人幹部である、安部英樹が内部資料と伝承により、洪門の歴史・精神・儀式と組織とをあきらかにする。今までに洪門について伝聞、噂等によって色々と書かれてきたが、本書の出現によって、正しい姿とその実像が明かされる。
目次
第1章 洪門の誕生(福建少林寺説;殷洪盛説 ほか)
第2章 洪門の精神(ギルド集団墨家;秘密結社フリーメーソン ほか)
第3章 洪門の歴史(秘密結社の歴史;宗教秘密結社 ほか)
第4章 洪門の儀式と組織(洪門の符牒;隠語の世界 ほか)
第5章 私と洪門(天地会の島へとつづく道;上州の番長 ほか)
著者等紹介
安部英樹[アベヒデキ]
昭和30年2月11日生まれ。昭和51年大正大学文学部宗教学科に入学。昭和52年夏、エジプトのカイロのアメリカン大学の語学センターに入学。昭和53年アラビア語とヘブライ語を学ぶかたわら、アラブ空手連盟の岡本秀樹事務局長の下で空手、剣道の師範を務める。昭和54年アメリカ・ミシガン州のミシガン・クリスチャン・カレッジの聖書コースに入学。昭和56年夏、ミシガン・クリスチャン・カレッジを卒業。秋、ミシガン州のサギノーバレー州立大学の政治学部の三年に編入。昭和58年夏、同校を卒業。昭和60年帰国、右翼活動をスタート、アジア各地を放浪。昭和62年台湾で暮らし始める。平成8年、台湾で「日商財界」という日本語の経済誌を立ち上げる。平成18年、国際洪門台北首都会の会長から、新しく創設する洪門南華山龍義堂の副堂主就任の依頼があり、これを受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 地先 徳間文庫