内容説明
英国の海軍大佐であった著者が冷静な視点から状況を分析する。プリンスオブウエルス・レパレスの悲劇をもたらした真の責任は一体、誰にあったのか?シンガポール陥落の重大さを訴え、チャーチルの責任にも言及。
目次
日露戦役終末期迄の西欧化した日本の興隆
極東に於ける列強の対立
第一次世界大戦後より三国枢軸同盟迄の極東情勢
開戦迄の極東情勢
シンガポール基地の構築
開戦直前のシンガポール
東洋艦隊到着と日本軍のマレー侵入
プリンス・オブ・ウエルスの最期
敗戦の原因
マレーの敗北
蘭印の敗北
印度洋上の作戦
珊瑚海海戦
ミッドウエイ海戦
英国全盛期の終末