内容説明
パレスティナの一隅で成立したキリスト教は、なぜ瞬く間に世界的宗教へと発展することができたのか?イエスの復活後からパウロの世界規模の宣教までの間に原始教会の内部で生じていた重要な出来事を、歴史的・文献学的方法によって探求し、その謎に迫る。
目次
第1章 イエスとパウロの間
第2章 キリスト論と新約聖書の年代学
第3章 キリスト教の宣教の起源
第4章 パウロと「パウロ以前」の伝承におけるΧριστ´σζ「クリーストス」の語法の検討
第5章 賛歌とキリスト論
第6章 歴史家ルカと使徒行伝におけるパレスティナの地理
著者等紹介
土岐健治[トキケンジ]
1945年、名古屋市に生まれる。東京神学大学卒業。東京大学大学院西洋古典学専門課程博士課程修了。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授
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