内容説明
第二次大戦下、国家によって「敵性宗教」とされたキリスト教主義の大学で学んだ女子学生たちは、どんな経験をしたのか?1935(昭和10)年から1948(昭和23)年までの在学生60人を対象に行われた聞き取り調査に基づき、まとめられた貴重な証言。募りゆく戦争の影、そして敗戦という激動の時代に、学問や友情、趣味や信仰、出会いと別れに生きた若い女性たちの生の姿をよみがえらせた、かけがえのない史料。
目次
一九三九年三月専攻部卒業
一九四〇年三月専攻部卒業
一九四一年三月高等学部卒業
一九四一年一二月専攻部卒業
一九四二年九月専攻部卒業
一九四三年九月専攻部卒業
一九四四年九月専攻部・高等学部卒業
一九四五年九月専攻部・高等学部卒業
一九四七年三月専攻部卒業
一九四七年三月専門部卒業〔ほか〕
著者等紹介
堀江優子[ホリエユウコ]
1983年東京女子大学文理学部史学科卒業。出版社勤務の後、自営で書籍編集にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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