内容説明
古代イスラエルの人々にとって、「太陽」や「雷雨」などの自然現象はどんな意味を持っていたのか?なぜ「岩」、「砦」、「翼」などと神に呼びかけたのか?詩編の祈り手たちが思い浮かべるイメージの世界に近づくためには、視覚的なアプローチが不可欠となる。本書は古代オリエントの図像から詩編の世界を例証し、旧約時代の人々の息吹を甦らせ、日常的な感性を身近なものにしてくれる。図版約550点、写真約30点所収。
目次
第1章 世界全体についての諸表象
第2章 滅びをもたらす諸力
第3章 神殿―ヤハウェの現臨する場所、命の領域
第4章 神観念
第5章 王
第6章 神の前における人間
著者等紹介
山我哲雄[ヤマガテツオ]
1951年東京に生まれる。1976年早稲田大学第一文学部人文学科卒業。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、北星学園大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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