出版社内容情報
近代日本において、キリスト教に基づく教育理論の構築とじっせを行い、他に先かけて「男女同権」と「子どもの権利」を転生した田村直臣。その教育論の形成と変遷をたどり、今日的な意義を問う。巣鴨教会所蔵の写真と、著者が収集した貴重な史料をまじえ、稀代の教育家の生涯と思想に迫る、初の包括的研究!!
小見のぞみ[コミノゾミ]
著・文・その他
内容説明
近代日本において、キリスト教に基づく教育理論の構築と実践を行い、他に先がけて「男女同権」と「子どもの権利」を提唱した田村直臣。その教育論の形成と変遷をたどり、今日的な意義を問う。
目次
第1章 築地バンドにおける「自由民権」との出会い
第2章 田村の「男女同権」論
第3章 万民の権利から「子供の権利」へ
第4章 田村の日曜学校教育論
第5章 田村の宗教教育・キリスト教養育論
結論
あとがき―「鐘の音」のゆくえ
著者等紹介
小見のぞみ[コミノゾミ]
1962年、東京都に生まれる。聖和大学教育学部キリスト教教育学科、Presbyterian School of Christian Education(米国長老派キリスト教教育大学院)卒業。神学博士。聖和短期大学教授(宗教主事)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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