内容説明
名作『ナルニア国物語』の生みの親、C.S.ルイス。彼の壮大な物語世界の内奥には、どのような思想が潜んでいるのか?神の再発見、トールキンとの友情、妻を得た喜びと死との対峙…。神学者が克明に描きだす、深い思索と信仰に貫かれた生涯。
目次
第1部 序幕(ダウン郡のなだらかな山並み―アイルランドでの幼年時代 一八九八‐一九〇八年(〇‐一〇歳)
醜い国イギリス―就学時代 一九〇八‐一九一七年(一〇‐一九歳) ほか)
第2部 オクスフォード大学(数々の欺瞞、多くの発見―オクスフォード大学特別研究員の誕生 一九一九‐一九二七年(二一‐二九歳)
モードリン学寮特別研究員、家族、そして友情―モードリン学寮における出発 一九二七‐一九三〇年(二九‐三二歳) ほか)
第3部 ナルニア国(現実を再構成する―ナルニア国創造;ナルニア国―想像された世界を探索する)
第4部 ケンブリッジ大学(ケンブリッジ大学に移籍―モードリン学寮 一九五四‐一九六〇年(五六‐六二歳)
死別、病気、死―最晩年 一九六〇‐一九六三年(六二‐六四歳))
第5部 死の後(ルイス現象)
著者等紹介
佐柳文男[サヤナギフミオ]
1939年生まれ。国際基督教大学、東京神学大学大学院、プリンストン神学大学大学院などで学ぶ。日本基督教団正教師(隠退)。パヤップ大学神学部教授、北星学園大学教授、聖隷クリストファー大学教授などを歴任、その他、千歳船橋教会、越生教会で牧会・伝道に従事。また社会福祉法人牧之原やまばと学園理事をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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