内容説明
17世紀の正統主義神学は、宗教改革からの「逸脱」なのか?それとも「成熟」なのか?後・宗教改革期の改革派神学の方法論と歴史、そして主要な神学者を概観。現代にまで影響を及ぼす正統主義時代の神学的・霊的遺産を学ぶ入門書の決定版!
目次
序論―改革派スコラ主義とは何か
研究の状況―非連続性から連続性へ
「哲学者が言うように」―アリストテレス
古代教会の教師―アウグスティヌス
学校の方法―中世スコラ主義
「開いた手と拳」―宗教改革期における人文主義とスコラ主義
区別と教授―改革派スコラ主義における神学的主張の構築
初期正統主義時代(一五六〇頃‐一六二〇頃)におけるスコラ主義
盛期正統主義時代(一六二〇頃‐一七〇〇頃)におけるスコラ主義
後期正統主義時代(一七〇〇頃‐一七九〇頃)におけるスコラ主義
「後代のあらゆるプロテスタント神学の橋がよりかかる橋台」―スコラ主義と今日
著者等紹介
青木義紀[アオキヨシノリ]
1976年長野県生まれ。東京基督教大学卒業後、東京基督神学校、アメリカのカルヴァン神学校(Th.M.)、オランダのプロテスタント神学大学(M.A.)などで学ぶ。現在、日本同盟基督教団和泉福音教会牧師、東京基督教大学非常勤講師(キリスト教史)、ベルギーのルーヴァン福音主義神学校博士課程に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- フランスワイン格付け