1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
236
編者の、嶺重 淑氏は神学者、渡部雄一郎氏は歴史学者。本書はタイトルが平易そうなわりには本格的なクリスマス本。ことに第1部は論考というのに近い。第2部でようやく親しみ深そうなテーマが並ぶことになる。「クリスマスの起源」では、「マタイによる福音書」と「ルカによる福音書」のそれぞれの記述から探ってゆく。そして、歴史的に見たクリスマスの誕生と発展が語られる。さらには「サンタクロースの起源」へと受け継がれて行く。第2部では、まず世界各国のクリスマスから。スイスでは、サンタクロースはプレゼントを持ってこない。その⇒2025/11/24
たか
11
クリスマスに関連した文学、美術、音楽やスイス、北欧、アメリカ、日本のクリスマス、サンタクロースについてなど多彩なテーマで執筆されていますので興味ある部分だけ読むのもアリかと。2014/12/30
茶々
1
中身は白黒。子供用かと思っていたけれど、子供が読むと退屈しそう。資料としては使える。2015/06/25
NZR
1
クリスマスやキリスト教、教会に対してありがちな定番の誤解も再確認できる易しい読み物。教会の社会活動はどちらかといえば反権力と親和性が高いが、イエスの教えとしては国家権力を突き放した見方こそすれ、倒すべき敵と視た訳ではない事を説いたコラムは心に落ちた。2015/01/02




