内容説明
プロテスタントに対抗する「反宗教改革」、大航海時代の「世界宣教」、現代世界への適応を目指す「第二ヴァティカン公会議」、抑圧された民衆の解放を求める「解放の神学」など。宗教改革以降から現代まで、さまざまな刷新運動を展開してきたカトリック教会の代表的な説教を収録。本邦初訳のものを多数含む。
目次
トマス(ビラノバの)―洗礼者聖ヨハネ
ホアン(アビラの)―悲しみの聖母マリアの祝日(九月一五日)の説教
カルロ・ボロメオ―一五六五年一〇月一五日、ミラノ地方教会会議開催にあたって
ロベルト・ベラルミーノ―心の貧しい人々は幸いである
フランソワ(サルの)―聖母マリアご誕生の祝日の説教
パオロ・セニェリ―罪人は最後の日に辱めを受ける
ジャック=ベニニュ・ボシュエ―聖母の神への愛
ルイ・ブルダルー―死の思い
アブラハム・ア・サンタ・クララ―聖ステファノの祝日(一二月二六日)の説教
フランソワ・ド・サリニャック・ド・ラ・モト・フェヌロン―異邦人の召命について〔ほか〕
著者等紹介
高柳俊一[タカヤナギシュンイチ]
上智大学文学部卒業。フォーダム大学大学院(博士号)、ザンクト・ゲオルゲン神学院を経て、上智大学文学部教授(英文学)となる。現在、上智大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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