内容説明
マルチン・ブーバーの後継者として20世紀ユダヤ教を代表する神学者の、最も重要な著作。存在の神秘に覚醒し、言葉で言い表わしえぬものへの驚きのうちに神の充満を直感する。はるかな時空を旅するユダヤの民が生きる、神の現臨の信仰。「神の過剰なる愛」の展開。
目次
第1部 神の問題(言葉で言い表わしえぬものの感覚;根元的驚異;世界は隠喩である;存在しているということは象徴しているということである ほか)
第2部 どう生きるかという問題(欲求の問題;実存の意味;人間の本質;目的のはらむ問題 ほか)