内容説明
世界平和の実現のために生涯尽力した国際人・新渡戸稲造。敗戦70年が過ぎた今、その精神を現代人に分かりやすく語りかける著者渾身のメッセージ集。新渡戸の人間的魅力に迫るユーモア溢れるエピソードも満載。
目次
1(新渡戸稲造と歩んで四十六年;リンカーン、イエス、新渡戸稲造―ユーモア三題話;人は死んで何を残すのか―新渡戸稲造の場合;オーランド諸島問題の現代的意味)
2(新渡戸稲造―その人とはたらき;新渡戸稲造の平和;新渡戸稲造と内村鑑三;ゆがめられた『武士道』の真意;新渡戸稲造(一八六二‐一九三三)―日本最初のクエーカー)
3(正直・親切・思いやり;日本の旧約;記念するには所をえらぶ)
4(「武士道」はいま;「関西合同聖書集会」会報・巻頭言)
著者等紹介
佐藤全弘[サトウマサヒロ]
1931年2月15日大阪市東区南本町に生まれる。大阪市立大学文学部卒。大阪市立の定時制高校で英語教育に当たったあと1963年大阪市立大学助手、1979年教授、1994年定年退職。同大学名誉教授。キリスト教愛真高等学校理事。愛農学園高校理事。専門は哲学。集会:なにわ聖書研究会主宰。関西合同聖書集会代表。愛農聖書研究会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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