わたしはなぜファンタジーに向かうのか

個数:

わたしはなぜファンタジーに向かうのか

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月30日 03時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 103,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784764269767
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「ガンバの冒険シリーズ」『哲夫の春休み』の執筆経緯を辿りながら、子どもの本への思い、自身の魂の軌跡をつぶさに語った講演を採録。付録として、エッセイ“被災地でのミュージカル「ガンバの大冒険」観劇記”、著者が子どもたち、おとなたちにすすめる“絵本と物語のリスト”を収録。

著者等紹介

斎藤惇夫[サイトウアツオ]
1940年新潟市生まれ。小学1年より高校卒業まで長岡ですごす。立教大学法学部卒業。福音館書店の編集者を経て、2000年より作家活動に専念する。現在、長年の児童書編集の経験をもとに、講演や著作を通して子どの本のあゆみを伝えながら、子どもたちに本を読んでやることの大切さ、選書の大切さを訴えつづけている。また、河合隼雄氏を継いで、「小樽児童文学ファンタジー大賞」選考委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

46
図書館本。友人のお勧め。日本における童話の名作家斎藤惇夫さんが自らの歩みを語る。 斎藤さんの優しさと、真摯さがそこかしこから漂っており、読んでいて当てられてしまう。自分ももしかしたら、死ぬまでに五冊の物語をかけるかもしれないとも思わされる。拙いものであったとしても。「burst」させるものが誰にしもあるのではないだろうか★★★★☆2021/09/21

ワッピー

8
311インパクト後の「子供の物語を書く者としての再度の自己点検」講演録。この方の作品は4冊とも読みましたが、生涯に5冊しか書かないと決めていらっしゃったこと、「胸がはりさけそうな歓び」によって作品が生まれたということを初めて知り、子供のころから感じていた「激情ともいうべき熱さ」の源はここにあったのかと各作品の生まれた背景も含め、心から納得しました。次の、そして最後のとおっしゃられている作品はどのようなものになるか、今から胸が高まります。2014/04/20

みよちゃん

6
3.11のあったとき、自分や大人が子どもに負の未来を作ってしまったという負い目に、これから書く事ができるか、そんな苦悩が読み取れた。ホビットに出てくるなぞなぞーどんなものでも 食べつくす、……ちりとなす。……なんだ?ー答えは時間だが、地震と放射能の二つが子どもたちが答えた事に深い悲しみを覚えた。たのしい川べや瀬田さんの励ましとバトンを渡された事の思いを今後書く事で約束をはたしてもらい、その作品を是非読みたいと思います。2016/05/30

まあやん

3
I must write or burst  書かなくては胸がはりさけそう  何度も出てくる言葉  胸がはりさける  なんという強い思い。この年齢の人ってなんだかすごい。ここに出てくるファンタジー全部読みたい。2017/10/29

Q-Q

3
震災以後、作家としてなにができるのかという葛藤が伝わってきた。作家が生み出す作品というのは、多少なりとも作者の経験、思考が反映されるものであるが、氏の作品にもそれが言える。氏が関わった安保闘争が冒険者たちの根底にあり、ニホンカワウソの絶滅がガンバとカワウソの冒険へとつながり、飼っていたリスがいなくなったことがグリックの冒険を書くきっかけとなった。ガンバシリーズの制作時の心境なども知ることができて良かった。氏の集大成となる五作目ですべての答えを得ることができるのだろうか?氏の出す答えが楽しみである。2016/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7940556
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品