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内容説明
教育者・国際人・社会改良家として大きな足跡を残した新渡戸稲造が、いつも心に掛けていたこととは何か?「小さいもの」を愛し、人間の道義と社会の連帯を重んじ、自然に親しんだ新渡戸の精神は、震災を経験した現代日本にどのように活かされるべきか。生誕150年を記念する年に贈る、熱いメッセージ。
目次
1(新渡戸稲造に学ぶ―震災から復興へ;共存共栄の新渡戸稲造;世界につながる心―新渡戸稲造;新渡戸精神を生きるあなたへ―創立八十周年記念講話のまとめ)
2(「新渡戸・南原賞」授賞式での挨拶;新渡戸稲造と私)
3(新渡戸稲造の架け橋の思想と補助言語;六つの歴史観と新渡戸稲造の歴史理解;良寛と新渡戸稲造の歴史理解;良寛と新渡戸稲造;新渡戸稲造と聖書)
4(メリー夫人と『幼き日の思い出』;母の愛;秋と新渡戸稲造;新渡戸稲造ゆかりの花二つ―ニトベカズラとニトベギク)
著者等紹介
佐藤全弘[サトウマサヒロ]
1931年2月15日大阪市東区南本町に生まれる。大阪市立大学文学部卒。大阪市立の定時制高校で英語教育に当たったあと1963年大阪市立大学助手、1979年教授、1994年定年退職。同大学名誉教授。キリスト教愛真高等学校理事長。専門は哲学。集会:なにわ聖書研究会主宰。関西合同聖書集会代表。愛農聖書研究会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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