内容説明
精神科医として心病む多くの人と向き合ってきた著者が、現代人と同じように多くの欠点を持った人間である聖書の人物たちに着目。彼らの生き方を現実世界のわれわれの姿と重ね合わせながら、魂の救いと癒しの道を探る。
目次
第1章 アブラハム―神への信仰
第2章 ギデオン―偶像と欲望
第3章 サウル―自殺とユダヤ・キリスト教
第4章 ヨブ―苦難の意義
第5章 ホセア―いつくしみの愛
第6章 ヨナ―家族危機への対応
第7章 イエスと弟子たち―眠りと目覚め
第8章 イエス・病・信仰―現代医療と癒し
付録 響きあういのちつないで―NHK教育テレビ「こころの時代―宗教・人生」より
著者等紹介
平山正実[ヒラヤママサミ]
1938年生まれ。横浜市立大学医学部卒業。自治医科大学助教授(精神医学)、東洋英和女学院大学大学院教授(臨床死生学、精神医学)を経て、聖学院大学総合研究所・大学院(人間福祉学研究科)教授、北千住旭クリニック精神科医。医学博士、精神保健指定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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