内容説明
キリスト教の伝道のあり方を問い直す!欧米と全く異なる文化と伝統をもつ地域において、福音はどのようにして伝えるべきか?東南アジアで宣教活動と神学教育に携わった著者による、アジアの諸宗教の特質と自身の体験を踏まえた斬新な提唱!
目次
第1章 十字架と弁当箱
第2章 「神の弱さと愚かさ」によって捉えられた精神
第3章 運ぶに便利な把手はついてない
第4章 眉が剃り落とされた顔
第5章 「聴け、イスラエルよ…」
第6章 シェマアの民とイエス・キリスト
第7章 神の指は人目にわかりやすい指し方をしない
第8章 唾を吐きかけられたイエス・キリスト
第9章 キリスト教は歴史を気遣う宗教であろうか
第10章 復活に与った精神
著者等紹介
小山晃佑[コヤマコウスケ]
1929年東京に生まれる。1952年日本基督教神学専門学校(現在の東京神学大学)卒業。在学中、北森嘉蔵教授に師事。日本基督教団の補教師となる。1959年プリンストン神学大学よりルターの神学の研究でPh.Dを受ける。1960‐68年日本基督教団派遣宣教師としてロイス夫人と共にタイ国に赴き、首都バンコックでのタイ語研修のあと、北タイ・チェンマイの合同教会神学校の教師として牧師養成に従事。かたわらその地で按手礼を受けて宣教する。2009年3月25日マサチューセッツ州の病院にて、食道ガンに肺炎を併発し、召天(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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