感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
弁天小僧
1
これはちょっとお勧めできない。半端に専門的でかつコンパクトにまとめようとした結果、なんだかさっぱり分からないものになってしまった。翻訳もひどい。2014/05/06
Atsushi Sakamoto
1
ドイツの入門書シリーズWissenの「グノーシス」の翻訳。入門書にしては専門的すぎるような気がする。
MizIno
0
「グノーシスとはどのようなものか」の解説書を求めていたのだが、これは「グノーシスとは何か?(帯に宛てられた言葉)」を客観的に体系化した本だった。訳者あとがきによると「入門書」らしいが、かなり専門的な内容。また、キリスト教神学書に慣れていないと把握が難しいと思う(幸いにして私は大学で神学を専攻したが、それでも難解に感じた)。現代的な類型論によりグノーシスを分析する試み自体は非常に興味深かった。ただし、「グノーシス」そのものについては別書を当らねばならない。2024/02/07