内容説明
キリスト教に対する偏見が根強い明治期の日本社会にあって、キリストの教えに出会い、従来の生き方や宗教と訣別して、新しい信仰に生きた、先人たちの波乱に満ちた生涯。家族の反対、周囲の無理解、妨害活動にもめげず、キリストに生かされる喜びと愛をもって、人々に仕え、伝道の実を豊かに結んだ生涯を紹介する。
目次
釣鐘の出品 津田仙
肌っ子おんぶ 桜井ちか
罪の増し加わったところに 石井藤吉
葉の上の青蛙 道籏泰誠
銭湯にとびこむ健康法 矢部喜好
何度も死線を越えて 升崎外彦
落葉の路 青木恵哉