内容説明
力強く、落ち着いて、喜びをもって!東大で出会った恩師・南原繁、堀豊彦、丸山眞男や先輩や親友たち、ヨーロッパで出会ったカール・バルトやヨハネス・ラウ大統領、そして大江健三郎、隅谷三喜男、井上良雄―著者が深い影響を受けた人格や書物との“出会い”のものがたり。
目次
1 本郷の赤門から杜の都へ(南原繁『国家と宗教』との出会い;ドイツ教会闘争研究の先駆者―堀豊彦先生 ほか)
2 ヨーロッパ研修の旅(“神の愉快なパルチザン”―カール・バルト先生;シュヴァーベンの大学町で―アードルフ・ケーベルレ先生 ほか)
3 編集者との出会い(吉野源三郎氏から教えられたもの;編集者・安江良介氏―雑誌『世界』から一麦学寮まで ほか)
4 書評者との交わり(時代と“共に”生きた文学者―大江健三郎氏;バルトと“共に”生きた信仰の証人―井上良雄先生 ほか)
5 付録(吉野作造先生と私;カール・バルトと子ども賛美歌)
著者等紹介
宮田光雄[ミヤタミツオ]
1928年高知県生まれ。東京大学法学部卒業。東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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