内容説明
本書は、湯浅八郎述/田中文雄編『ICU一般教育シリーズ1 民芸の心』(国際基督教大学教養学部、1978年)および、同『復刻版 民芸の心』(国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館、1982年)の新装和英版である
目次
1 人生
2 第二の美の王国―民芸道、用と美
3 「見テ知リソ」
4 民芸の美―きれ(布)の世界
5 民芸の心
著者等紹介
湯浅八郎[ユアサハチロウ]
1890‐1981。1908年に単身渡米、カリフォルニアの農園で働いた後、カンザス州立農科大学卒業、イリノイ大学大学院修了、博士号を取得。専門は昆虫学。京都帝国大学教授として後進を育て、戦前・戦後に二度、同志社総長を務める。国際基督教大学創設の立役者の一人として、初代学長(総長)に就任。後に理事長。京都帝国大学時代から民芸を愛好し、1971年には京都民芸協会会長に就く。最終的にコレクションの多くを国際基督教大学に寄贈した。理学博士(東京帝国大学)。同志社大学名誉文化博士。国際基督教大学名誉総長および名誉人文学博士
田中文雄[タナカフミオ]
1933‐2011。千葉大学工学部工業意匠科卒業、ニューヨーク州立大学大学院修了。1964年より国際基督教大学で西洋美術史を教える。カリフォルニア大学客員教授、スターリング大学客員教授を歴任。湯浅八郎記念館開設に尽力し、1993年から96年まで同館館長を務めた。1985年以降、湯浅八郎の後を受け、「民芸の心」と題した一般教育科目を開講する。1997年国際基督教大学名誉教授。父は洋画家の田中忠雄(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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