内容説明
多様なイエス像を描いたマタイ福音書のうち、イスラエルのメシアとしてのイエスが浮かび上がる後半部。マタイが伝えようとした神の王国の到来と、神に召された者のあるべき姿とは?当時の社会・文化的背景を平易に解説しつつ、現代に向けて生き生きと福音を語るシリーズ第四弾。
目次
一六章一‐一二節―ファリサイ派のパン種
一六章一三‐二〇節―イエスのメシア性に関するペトロの告白
一六章二一‐二八節―イエスは自分の死を預言する
一七章一‐八節―キリストの変容
一七章九‐一三節 エリヤに関する質問
一七章一四‐二一節 山をも動かす信仰
一七章二二‐二七節 神殿税
一八章一‐七節 へりくだりと危険
一八章八‐一四節 「小さな者」についてもっと
一八章一五‐二〇節 共同体における和解と祈り〔ほか〕
著者等紹介
井出新[イデアラタ]
1960年京都生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門は初期近代イギリスの文学と宗教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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