内容説明
1年分の幸せを1冊の本にしました。フォロワー10万人の神父の言葉を厳選!
著者等紹介
片柳弘史[カタヤナギヒロシ]
1971年埼玉県上尾市生まれ。1994年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1994‐1995年インド・コルカタにてボランティア活動に従事。マザー・テレサから神父になるよう勧められる。1998年イエズス会入会。現在は山口県宇部市で教会の神父、幼稚園の講師、刑務所の教誨師として働く。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
53
何気ない日常も、1日1日を丁寧に過ごすことで幸せのかけらを見つけることができるのですね。優しい言葉が染み渡ります。2021/11/15
miaou_u
16
楽しいことも嬉しいことも、突っ走り続けてしまうと疲弊してきたり自分らしさをなくしてしまうんじゃないかと不安になったり、、、そんなときこそ、立ち止まって深呼吸したいな。。と思って再読。今日、3/5の言葉は「自分らしい成長」。今のわたしにぴったりなテーマです。そして明日の言葉は「愛で包み込む」。自分らしくあればこその、愛なんじゃないかな。と、すとん、と降りてくる言葉にほっとします。今日は、そんな心の整理とお洗濯をする日。2023/03/05
Francis
11
片柳神父様の本を読むのはこれで三冊目。神父様の言葉はそんな大げさな事ではなく、ごく日常的なありふれた事について語っているのだが、実はなかなか実行できてない、とても大切な事ばかり。神様の愛、イエス様の愛と言うのはそんな大げさなものではなく、ささやかな日常生活の中に示されていたりするものなのですね、神父様(^-^)2022/06/28
miaou_u
10
「生きること自体が偉業」という言葉。生きていれば様々な困難に直面する。ましてや、このコロナ禍。何の悩みも苦しみもない人間などいない。私には特定の宗教や信仰心といったものはないに等しいのだけれど、自分が自分になる、そのことが「神」というものに形容されているのではないかと私は思っている。祈ることは寄り添うこと。今生の使命も愛も、未だ見えてはいないけれど、、同じ孤独なら、ロンリネスではなく、小さな奇跡に感謝しながら、ソリチュードを纏って生きていきたい。片柳神父から紡がれた、やさしさの言葉たちに、感謝いたします。2021/07/13
九曜紋
10
「こころの深呼吸」に続くカトリック司祭の片柳弘史神父によるエッセイ集。毎晩寝る前の時間に更新されるSNSでの投稿を纏めたもの。それにしても、これだけの含蓄のある言葉をよく絶えることなく考えつくものだな、と感心し、尊敬する。キリスト教の信仰のある人やその素養のある人にしか響かない言葉もあるかもしれないが、人間という存在を慈しむ著者の姿勢には他宗教を信じる人、無宗教の人にも心動かされるのではないだろうか。折に触れて何度も読み返したい。2020/12/06