出版社内容情報
「発掘された日本列島2024」展の公式図録。巻頭「我がまちが誇る遺跡」では、北海道、群馬県の歴史と遺跡を紹介。「新発見考古速報」では縄文時代から近世までの遺跡の最新研究成果を報告する。特集「遺跡から読み解く多様な歴史文化」では、洞窟・岩陰遺跡、その多様な世界を紹介、「文化的景観20年」では数字から見る重要文化的景観を紹介。
目次
我がまちが誇る遺跡
新発見考古速報
調査研究の目 文化財保護技師 赤松佳奈さん
日本列島発掘最新速報2024
特集1 遺跡から読み解く多様な歴史文化 洞窟・岩陰遺跡、その多様な世界
特集2 文化的景観20年 数字から見る重要文化的景観
特別付録 発掘された日本列島の30年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
42
新刊コーナーより。「発掘された日本列島」展が30年目になったことから特別にまとめられたこの図録は、日本各地の「おらが町の遺跡」が紹介されており(問い合わせ先が電話とかもうお役所的でほっこりします)、日本全土を俯瞰して見られるワクワクする内容です。福島の縄文時代の遺跡から出土している筒形の土器のデザインが非常に洗練されていて、北海道の石器もそうですが大量に生産して交易していたのかな…とか、どんどん想像がふくらみます。面白かったです。 2024/08/10
やま
8
この企画展もなんだかんだで開催30周年。ながく続いています。なかなか博物館へはいけずに本で読むだけですが、毎年楽しみにしています。2025/04/02
takao
2
ふむ2024/06/24
kaz
1
ひとつひとつは地味な気もするが、トータルで眺めるとそれなりに興味深い。図書館の内容紹介は『「発掘された日本列島2024」展の公式図録。中核展示「我がまちが誇る遺跡」「新発見考古速報」、特集展示「遺跡から読み解く多様な歴史文化」「文化的景観20年」、特別付録「発掘された日本列島の30年」を収録』。2024/08/03