内容説明
神戸連続児童殺傷事件で少年Aの弁護を担当した熱血弁護士が「少年法」再改正の動きに疑問を呈し、愛とゆとりのある社会と家庭の再建を訴える。
目次
1 追いつめられる子どもたち
2 立ち直る子どもたち
3 親が変われば子どもは変わる
4 子どもを守る人たち
5 少年非行の現状
6 少年法「改正」の流れ
7 想定「改正」少年法審判劇
8 ゆとり教育
9 真の被害者救済とは
付録 少年法等の一部を改正する法律案
著者等紹介
野口善國[ノグチヨシクニ]
1946年東京都生まれ。1965年甲陽学院高校卒。1970年東京大学法学部卒。法務事務官(法務局矯正局)、矯正研修所東京支所教官を経て、1980年に弁護士登録。1988‐90年神戸弁護士会少年問題対策委員長。現在、兵庫県弁護士会子どもの権利委員会委員、同人権擁護委員長、神戸拘置所篤志面接委員、保護司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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