果てしなき論争―ベトナム戦争の悲劇を繰り返さないために

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 724,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784764105232
  • NDC分類 223.1
  • Cコード C0022

内容説明

ベトナムの教訓は生かされたのか。1995年から98年にかけ、6回にわたって開かれた旧敵同士の率直な対話から浮かび上がった驚くべき真実。双方の無知と誤解、相互接触の失敗、取り逃がした和平の機会を振り返り、戦争の悲劇を繰り返すなと訴える。

目次

第1章 本書のテーマと構成
第2章 敵同士―一九六一年一月の時点でのワシントンとハノイのものの見方
第3章 ワシントンとハノイでのものの見方の変遷―一九四五‐六〇年
第4章 中立化構想―実現の見込みはあったのか?
第5章 エスカレーション―一九六一‐六五年
第6章 和平交渉への働きかけ/なぜ失敗に終わったのか?―一九六五‐六七年
第7章 ベトナムでのアメリカの軍事的勝利―それは危険な幻想だったのか?
第8章 悲劇の教訓―二十一世紀に向けたベトナムの教訓

著者等紹介

マクナマラ,ロバート・S.[マクナマラ,ロバートS.][McNamara,Robert S.]
元米国防長官。元世界銀行総裁。1916年サンフランシスコ生まれ。ケネディ・ジョンソン政権の国防長官としてベトナム戦争を指揮

仲晃[ナカアキラ]
桜美林大学名誉教授。元共同通信社論説委員。1926年京都府生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キミ兄

0
ベトナム戦争後25年経って両陣営の当事者が真実は何だったのか激論を交わした記録。マクナマラが何度も素直に驚いているのがあまりに無責任に感じられる。☆☆☆☆☆。2010/01/01

344

0
「戦争を終わらせて交渉に入りたい」と両国とも同じ目標を持っていながら、戦争を何年も続けてしまった。それが、思い込み、誤解、無知、伝達方法のまずさ、対話不足といった、単純なことの積み重ねだということに唖然としてしまう。相手も自分と同じはす、こちらの意図は伝わってるはずという決め付けは本当に恐ろしい。 2014/02/13

takao

0
ふむ2024/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2407658
  • ご注意事項

最近チェックした商品