涙の射殺魔・永山則夫と六〇年代

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784764105201
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

公園で、十八歳の少年はピストルに弾丸を込め、引き金を引いてみた。乾いた音とともに、弾丸は夜の海の方へ発射された。この瞬間に、少年の生の色合いが変わった。受動的に揺れ動くばかりだった彼の孤独は能動性を帯び、その身体に取りついていた「死」は、銃器のメカニカルな仕掛けを通じて、生きる力の極端な集約点のようなものに変換されたのである。

目次

1 事件(強盗殺人事件;生い立ち ほか)
2 逮捕(都会を徘回する少年;都市化と過疎と集団就職 ほか)
3 逃走(犯行に至るまで;骨まで愛して ほか)
4 射殺(東京・芝、ホテルガードマン射殺;京都・八坂神社 ほか)
5 呪縛(オレを三回捨てた;呪縛からの解放 ほか)

著者等紹介

朝倉喬司[アサクラキョウジ]
1943年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部中退。『週刊現代』記者を経てノンフィクション作家となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tabine_sora

1
内容にまとまりがなく、衒学的で、筆者が、永山を結局、典型的な一時代の文化的消費物としてしか見ていないことがわかる。なぜこの本を筆者が書かなければならなかったのかまるで理解できない。酷い本である2024/07/23

hiratax

0
(20080202)朝倉喬司も亡くなってしまったなと。彼は、永山ブームというべき現在の状況を知らないのだ。2008/02/02

turutaka

0
永山則夫を題材にいっちょ噛みした本。酷い本だった。 なにも心に残らない。2024/07/31

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