生物学と医学のための物理学

個数:
  • ポイントキャンペーン

生物学と医学のための物理学

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月05日 05時12分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320035942
  • NDC分類 464.9
  • Cコード C3042

出版社内容情報

生物の現象や機能は,つきつめるとすべて物理学の法則に従っている。肘にかかる力は固体力学で,血流の乱流は流体力学で,神経の活動は電磁気学で説明され,個体から細胞,分子レベルまで物理法則が支配している。本書は,主に,細胞,組織,個体というマクロな生物現象の理解に必須の物理学が分かりやすくまとめられている。分子レベルの研究が中心を占める日本では類書は少なく,学生から研究者まで広く推薦できる。
 本書は,基本的な物理法則で章立てし,各章では,まずその物理法則を予備知識なしに理解できるように書かれており,続いてその法則がどのように生物学や医学に応用できるのかという具体例が示されている。多くの例が挙げられており,しかも定量的な考察が多いため,実感としてとらえやすい。例えば,直径2cmの動脈では血流速度が38cm/秒を越すと,乱流が発生する仕組みが解説されている。人体の主要器官についての解説はもちろん,昆虫の飛翔など幅広い話題が取り上げられており,楽しく読み進むことができる。
 原書は初版以来好評を博して版を重ねてきた。本書は最新の知見が追加された2013出版の(第4版)の訳書である。各章末には演習問題がついており,学部生,院生の講義用・自習用にも最適である。(原著名:Physics in Biology and Medicine, Fourth Edition/発行元:Academic Press 発行年2012.12)

第1章 静的な力

第2章 摩擦

第3章 並進運動

第4章 角運動

第5章 材料の弾性と強度

第6章 昆虫の飛行

第7章 流体

第8章 流体の運動

第9章 熱と分子運動論

第10章 熱力学

第11章 熱と生命

第12章 波と音

第13章 電気

第14章 電気技術

第15章 光学

第16章 原子物理学

第17章 核物理学

第18章 生物学と医学分野におけるナノテクノロジー

補遺A 力学の基本概念

補遺B 電気学の概説

補遺C 光学の概説

内容説明

生命科学のうち、特に医学、生理学、看護学などの応用健康科学の分野で用いられる物理学の項目を網羅。また、MRI、コンピュータ断層撮影、人工内耳などの医療機器や技術をわかりやすく説明している。基礎物理学を概説し、生命システムとの関連を解説するコンパクトな入門書である。定量的解析が可能な生物システムについて考察し、生命科学がいかに物理的・工学的解析手法の知識の助けを借りて進歩してきたかを解説している。

目次

静的な力
摩擦
並進運動
角運動
材料の弾性と強度
昆虫の飛行
流体
流体の運動
熱と分子運動論
熱力学
熱と生命
波と音
電気
電気技術
光学
原子物理学
核物理学
生物学と医学分野におけるナノテクノロジー

著者等紹介

ダヴィドヴィッツ,ポール[ダヴィドヴィッツ,ポール] [Davidovits,Paul]
ボストンカレッジの化学の教授で、光学における独創性に富んだ研究により米国光学会の栄誉あるR.W.Wood prizeを2000年に共同受賞している。コロンビア大学で博士、修士、学士の学位を取得。ボストンカレッジに任用される前は、イェール大学の教員を務めた。物理化学分野の論文を100編以上執筆しており、米国物理学会と米国科学推進協会のフェローである。「生物学と医学のための物理学」第2版は、2003年度Alpha Sigma Nu Book Awardを受賞

曽我部正博[ソカベマサヒロ]
1975年大阪大学大学院基礎工学研究科(物理系・生物工学)博士課程中退。大阪大学人間科学部助手、名古屋大学医学部生理学教室講師、助教授、教授、同大学大学院医学系研究科細胞生物物理学教室教授等を経て、2013年より現職。現在、名古屋大学大学院医学系研究科メカノバイオロジー・ラボ特任教授、工学博士。シンガポール国立大学理学部生命科学科/メカノバイオロジー研究所、客員教授。専門は生物物理学、重力生理学、脳神経生理学

吉村建二郎[ヨシムラケンジロウ]
1990年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学理学部、科学技術振興事業団、筑波大学大学院生命環境科学研究科、メリーランド大学等を経て、2014年より現職。現在、芝浦工業大学システム理工学部機械制御システム学科教授、理学博士。専門は生物物理学、理工英語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こずえ

0
生物物理学の本として記述が丁寧で推せる。2018/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9072059
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品