秘密のファイル―CIAの対日工作〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 469p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784764104532
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0021

出版社内容情報

滅法面白い。副題「CIAの対日工作」のとおり、CIAがこれまで日本でどのような工作を繰り広げてきたかを歴史をたどって掘りさげたものである。これまでも、CIAの日本における工作活動について書かれた本はいろいろあるが、資料収集と取材の厚みにおいて、これまでの類書の十倍以上といってもいいすぎではない.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』328頁、より)

内容説明

ついに封印が解かれた!発掘された極秘文書から、知られざる日米関係史に迫る驚きのノンフィクション。

目次

序章 コリングウッド
第1章 日米開戦への道
第2章 祖国との決別
第3章 CIA対日工作の源流
第4章 反共への急カーブ
第5章 日本の黒い霧
第6章 日本改造

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

29
図書館本。著者は在米記者生活12年の共同通信社記者。アメリカで封印が解かれた極秘文書と、日米関係の舞台裏で活躍した日系人や日本人、そしてアメリカの情報組織で働いたアメリカ人の証言を駆使して、太平洋戦争前夜から敗戦後の日本の裏面史を暴く。よく取材していて興味深い内容が続くのだが、何しろページが多すぎる。しかも、この上巻と同じくらい分厚い下巻まである。『憂国のスパイ』で疲れ切ったせいもあるが、ウツで集中力がないこともあって、上巻を読み終えるのが限界だった。残念だが下巻はまたいつの日にか。2016/09/08

cronoq

5
対日工作を行っていたのはCIAだけではなく、本書に登場する範囲でもGHQ内部のGS、G2、CIC、CIS、そして米本土のFBI、CIAの前身OSSなど多岐に渡り、非常にややこしい。これらが協力し合い、反目し合いながら数々の工作を行って来た歴史の一部が本書に納められている。政治・経済・思想・労働運動等などへの影響の一端を垣間見ることができる。ここに記されている工作で全てではないこと、同じような工作が現在まで脈々と続けられているであろうを念頭に、下巻を読んで行こうと思う。2012/07/21

gerigari

0
膨大な資料を元に作られている。内容も濃い。ロシア側の視点も気になる。2017/01/08

i-miya

0
第1章 日本開戦への道 1. マリ子の父の情報工作 =運命の朝= ワシントン 書記官 寺崎英成 妻グエン 開戦 南米転勤きまっていた 自由に動ける 一人娘のマリ子 ハワイ北方 南雲忠一中将 FBI寺崎家盗聴 大使館へ向かう寺崎 =だまし討ち= ハル 最初の二、三行だけでも持って 1時にくるべきだった(実際は2:05) =ルーズベルト親電工作= メソジスト教会 スタンレー・ジョーンズ博士 賀川豊彦 野村大使 =ブラジル異動ならず= =交換船= 寺崎の妻、グエン2009/04/04

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