ゲシュタルトクライス―知覚と運動の人間学

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  • サイズ A5判/ページ数 392,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622022282
  • NDC分類 140.17
  • Cコード C3047

出版社内容情報

生物学的行為の自己創造の円環性=ゲシュタルトクライス、それらは実験室、臨床、理論的思索のいずれが先ともいえない、燃えるような生命の思想にして人間の生命秩序への考察である。本書は、臨床神経学の碩学の、医学的人間学を唱える代表作。
1975年初版

目次

1 緒論
2 神経系の病的障碍
3 知覚の諸条件
4 運動の諸条件
5 ゲシュタルトクライス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwri

4
訳者の木村敏氏も言及しているように、アフォーダンス的、オートポイエーシス的行為論を先取りしているような構想である。また、全体論的・主客一元論的な構想はゲーテ以降のドイツの思想的潮流も感じさせる。同時に、ベルクソンに言及しているように、生成の哲学とも親和性が高い。しかし、思弁的哲学とは異なり、様々な実験データに基づいた経験科学的考察がなされている点が興味深かった。ただし、個人的には最後の実存主義的解釈については受け入れがたかった。2012/01/22

Kanou Hikaru

0
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