生きる力を育てる―父親と教師のためのシュタイナー教育講座

生きる力を育てる―父親と教師のためのシュタイナー教育講座

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784764104235
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

シュタイナー教育の権威が自らの体験に基づいて、幼児期から青年期に至る子育て・教育の神髄を分かりやすく説き明かす。

目次

1 豊かさのなかの危険性
2 親と教師をめぐる問題
3 生きる力の基礎を育てる―幼児期
4 生きる力の胎動―児童期
5 人生への助走―思春期・青年期

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シルク

6
冒頭からしばらくは「全くこれだから、最近の日本は...けしからんっ」的な説教くさい文章で、ふほー、つまらん。と思って読んだ。が、4分の1位読み進めると俄然面白くなってきた。殊にあそこがわたくしには面白かったーーこどもが何かに没頭している時、いかなる形であれ邪魔しちゃいけん、ということ。夢中で砂遊びしてる子に、「砂でお山作ってるの?」だの声がけしてこっち向かせようとするの、大人の身勝手であり、邪魔でしかない。「ちょっと葉っぱ浮かべてごらん」だの口出しするのも×。こどもの没入を、妨げてはいかんよ、と。2020/07/14

Yasuaki Miyamoto

3
教育の研究者である著者が、自身の子供がウィーンのシュタイナー学校と日本の学校で受けてきた授業の影響も踏まえ、成長段階(幼児期、児童期、思春期・青年期)ごとに必要なこと、もしくは与えてはいけないこと、を解説しています。「小さいうちから自然に親しむ」「世の正義について語る・考える」、いろいろと大切なことがありますが、いずれも親の姿勢や関与が重要だということを再度認識しました。小さい子供であれば近くの公園で十分自然の不思議に触れることができると思います。大きくなったら、自然の厳しさにも触れさせると良いですね。2012/08/30

にのみや

2
実り豊かな人生を、充実した生涯を、輝く生き方を! 子どもたちをそんな大人にするための教育とは? 物質的な欲望よりも精神的な充足・豊かさを求めるほうが幸せ。 そんな忘れかけていた当たり前のことを思い出しました^^;2013/03/07

緑のたぬき

1
シュタイナー教育についてob本。浅薄な小市民型処世屋育成本ではなく、深い思索と豊富な実証例に基づいて、育成論が述べられている。著者の主張は本質的で腹落ちしてどれも納得できる。幼児期~7歳、児童期~14歳、15歳~青年期と分けて、成長に応じて指導を変える。汐見先生と同じく、体験→感情意思→知性と順に育ててのが子供にふさわしい教育とのこと。僕は前の二つがなかったから、こんなに人としてしんどいのか(´・ω・`)。子供が出来たらまた読み返そう。2020/02/21

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