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内容説明
暴力の嵐が女子高生に向かって暴発した。聖域化した子ども部屋での惨劇へと少年たちを駆り立てたのはなんだったのか。4人の少年たちの家庭・教育環境の深奥を見つめ、今日の社会がかかえる病巣を鋭く描いた衝撃の決定版ルポルタージュ。
目次
第1章 都会のなかの聖域
第2章 父親役に疲れて
第3章 孤立無援のなかで
第4章 夫婦葛藤のはざまで
第5章 暴力の果てに
第6章 ほんとうの豊かさとは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羽衣 空
26
女子高生監禁殺人事件の加害者である4人の少年達。それぞれの生い立ちと家庭環境、事件に関わって行くまでの経過が書かれている。共通して感じたのは父親との関わりが薄いという所。虐待や暴力。親の離婚。やはり一番は愛情不足かな?しかし決して許されない風化させてはいけない事件。2018/02/13
carl
21
ルポルタージュを通して犯人と環境(家庭、教育、社会)を垣間見た。やり切れない気持ちが非常に残った。2018/02/26
Keystone
16
加害者とその家族の生い立ちに焦点を当てている。女子高生監禁以外にも悪事の限りを尽くしている事を知り憤る。加害少年の娘がそろそろ女子高生になるらしいとネットで見て、やり切れない気持ち。2016/01/06
rapo
5
加害者達の後日談を時々耳にするが、本当に反省しているのか?と首を傾げざるをえない。この凄惨な事件のことを私達は忘れてはならないし、なぜ起こったのか考えなければならない。こんなことは絶対許されることではない。こんな事件が二度と起こらない社会を作るのは一人一人の責任だと思う。 2017/09/24
せしる
4
主犯の一人が再犯で逮捕されたニュースをまて、図書館でかりた。 子供たちはどこにでもいる普通の子供で、家庭環境と教師の体罰などが要因にあるという。確かにそれもあるかもしれない。 とくに横行している体罰には驚いた。今ならば子供らの発達問題も触れるだろうなと思いながら読むとLDに関する文もある。それでも非常にデリケートな問題としている。2018/09/14
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