感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かわかみ
7
先に読んだ1972年刊の皆川達夫氏の「バロック音楽」は体系的で学術寄りな本で概念的にバロック音楽を知ることに役立った。1979年刊の服部幸三氏による本書は既にバロックを愛聴している人のために噛み砕いた親しみやすい文章。第一部の音楽史はバロック音楽がバッハによって総合される経過を叙述している。正しいがステレオタイプ。第二部はエッセイでヘンデルやテレマンにもふれる。二つの本のスタイルの違いはバロック音楽が浸透し始めた頃と、浸透した後の違いかも知れない。なお、ヴィヴァルディの評価は皆川氏と正反対だ(笑)。2026/05/01
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