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出版社内容情報
言語聴覚士が、言語聴覚士のためにまとめた摂食嚥下リハビリテーションの基礎知識!
多くの専門職が携わる摂食嚥下障害に対するアプローチにおいて、言語聴覚士が関わる場面は多くあります。
摂食嚥下リハビリテーションの臨床で言語聴覚士が活躍するために必要なさまざまな知識と技術、理論面の根拠を、経験豊富な言語聴覚士がまとめました。
問診、検査、評価、訓練に必要なポイントを50のトピックスに凝縮。
臨床的なセンスを身につけ、さらなるレベルアップを図るために必須の一冊です。
●第1章 言語聴覚士が行う嚥下評価
1.意識レベルと呼吸状態はどのようにみる?
2.栄養状態はどうやって把握する?
3.見逃してはいけない嚥下障害の症状は?
4.むせのない誤嚥(不顕性誤嚥)はどうやって判断する?
5.嚥下障害の問診のとり方は?
6.脳神経からみた嚥下機能評価とは?
7.舌圧はどうやって計る?
8.頸部筋力の見方は?
9.スクリーニング検査の種類と実施のポイントは?
10.気管切開患者の評価はどのように行う?
11.頸部聴診法で何が分かる?
12.咳嗽の評価はどのように行う?
13.嚥下造影検査の目的と評価のポイントは?
14.嚥下内視鏡検査の目的と評価のポイントは?
●第2章 言語聴覚士が行う嚥下訓練
〈間接訓練〉
15.言語聴覚士が行う口腔ケアとは?
16.言語聴覚士が行う呼吸訓練とは?
17.意識障害がある症例にできる間接訓練は?
18.のどのアイスマッサージは有効か?
19.嚥下の筋力トレーニングで知っておくべきことは?
20.下顎,口唇,頬の訓練はどのように行う?
21.舌の訓練はどのように行う?
22.舌骨上筋群の訓練はどのように行う?
23.前舌保持嚥下法,息こらえ嚥下,メンデルソン手技の指導ポイントは?
24.バルーン法の実施のポイントは?
25.嚥下に有効な自主トレーニングは?
〈直接訓練〉
26.直接訓練が開始できる基準とは?
27.直接訓練におけるモニタリング,リスク管理,中止基準は?
28.知っておきたい食形態基準は?
29.患者に適した食形態はどうやって決定する?
30.とろみ調整食品の上手な使い方は?
31.食事介助,環境設定を行う上での注意点は?
32.水でむせる場合はどうする?
33.Chin-down肢位の効果と実施のポイントは?
34.リクライニング位の効果と実施のポイントは?
35.頸部回旋,一側嚥下はどのような場合に有効か?
36.気管切開患者の嚥下訓練の進め方は?
37.舌接触補助床(PAP)はどのような症例に有効か?
38.咀嚼訓練はどのように行う?
39.嚥下に安全な服薬方法は?
40.誤嚥,窒息した場合の対処法は?
●第3章 病態に応じた評価・訓練・対処法
41.偽性球麻痺
42.球麻痺
43.パーキンソン病
44.脊髄小脳変性症
45.筋萎縮性側索硬化症
46.重症筋無力症
47.頭頸部癌
48.フレイル,サルコペニア
49.認知症
50.高次脳機能障害
福岡達之[フクオカタツユキ]
著・文・その他