出版社内容情報
《内容》 本シリーズの著者である Regi Boehme は,Western Michigan 大学を卒業し,作業療法士の学位を取得,Neuro-Developmental Treatment の作業療法公認インストラクターの資格をもつ優れたセラピストである.彼女は夫君 John Boehme とともにMilwaukeeにてBOEHME WORKSHOPSを創設し,Neuro-Developmental Treatment, Myofascial Release, Cranial Sacral Therapy の教育プログラムを開催しており,これらの各コースには,日本のみならず世界中のOT, PT, STが参加し,評価・治療の最新の技術を学んでいる.本書は,このワークショップの公式テキストシリーズ中,症状別に技法の全体像を整理した唯一の書である.子どもの感覚-運動経験を促す技法の基本的なタイプと応用の可能性を豊富なイラストを用いて丁寧に解説している. 《目次》 I部 筋緊張が動揺する子どもたち(アテトーゼ・失調)はじめに動揺性姿勢緊張の質によるタイプ分類アテトーゼの子どもの基本的問題アテトーゼの子どもに対する感覚運動入力治療図解運動失調の子どもの基本的問題運動失調の子どもに対する感覚運動入力治療図解II部 低緊張の子どもたちはじめに低緊張の子どもの基本的問題治療原則低緊張の子どもに対する感覚運動入力治療図解
内容説明
本書は、Regi Boehme氏のテキストブック2冊を合本して翻訳したものです。主に脳性麻痺を中心とする中枢神経疾患に現れる3つの症状に関して述べています。ただし、「低緊張」については脳性麻痺に限らず、ダウン症や精神発達遅滞などのお子さんも含まれています。
目次
1部 筋緊張が動揺する子どもたち(アテトーゼ・失調)(動揺性姿勢緊張の質によるタイプ分類;アテトーゼの子どもの基本的問題;アテトーゼの子どもに対する感覚運動入力;治療図解 ほか)
2部 低緊張の子どもたち(低緊張の子どもの基本的問題;治療原則;低緊張の子どもに対する感覚運動入力;治療図解)