出版社内容情報
《内容》 本書は,拡大・代替コミュニケーション(AAC)実践のための入門書である.臨床での対応が未だ十分に確立していない重度のコミュニケーション障害を持つ患者のニーズに応えるための具体的なAAC技術と訓練を解説する.言語分野はもちろん,意志の疎通が困難とされている脳損傷,脳疾患の患者に対して,さらに質の高い看護を提供する上でもAACは必須のコミュニケーション技術である.ICUから病棟にいたるまでの幅広い範囲で,こうして重要な看護技術を学習できる入門書として使用できる.集中治療室,および急性期治療,閉じ込め症候群,外傷性脳損傷,重度失語症を章題にとりあげ,アメリカで開発され,現在,実際に医療の場で使われているAAC技術をワークシートなどの道具を用いて,詳細に解説する.付録にはコミュニケーション用の日本語文字ボードの見本をつけた. 《目次》 【理論編】第1章 片麻痺のある人に調理をどのように合わせるか調理の特徴/片麻痺の人が調理をするときの不利な点(問題点,障害)と対策/対策とまとめ/調理道具を選ぶ/台所について/より良い食生活をつくるには/献立の立て方【練習編】第2章 練習をする練習の進め方/調理が自立してできるには―調理の自立に影響を与える条件と評価(判断)基準/練習を行ううえで留意したい点と工夫/調理を練習する際,援助者として心がけたいこと【実践編I】第3章 料理をつくるための基礎片づけ/野菜の下ごしらえの基本/野菜の下ごしらえ/海藻の下ごしらえ/肉と魚の下ごしらえ/調理動作【実践編II】第4章 料理をつくる料理のつくり方の基本的な考え方/なぜ,この料理種目と材料にしたのか/使っている道具/利用の方法/練習に使う場合の注意/実施上の注意点〈料理をつくる〉野菜中心の簡単な料理:少ない材料で副菜になる料理/煮込みを主にした料理:仕上がりを気にしなくてもよい料理/魚や肉,焼きものや煮もの料理:主菜になるような料理/素早い動作を必要とする料理:炒めものが主になる料理/大量の湯を使う料理:野菜やめんをゆでる料理/大量の油を使う料理:油を大量に使わない工夫もできます/半製品・買い置き材料を利用する料理/片手では特別な工夫がいる料理/その他
目次
理論編(片麻痺のある人に調理をどのように合わせるか)
練習編(練習をする)
実践編(料理をつくるための基礎;料理をつくる)
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- 和書
- 金融 基本テキスト