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出版社内容情報
《内容》 本書は,感覚統合理論とその治療技法の生みの親であるA. J. Ayresの初期論文を集大成した論文集である.発表年代順に構成されたこれらのオリジナル論文を通して,感覚統合理論の発展の経過が鮮明に浮かび上がってくる.収録されている論文は,運動発達の促進,学習障害のような認知機能の理解と改善のために神経行動学的手法を取り入れた著者の方法論の原形が表現されている.感覚統合理論と治療法の原点となる研究成果が一冊にまとめられた貴重な資料といえる. 《目次》 〔理論の形成期〕・腕と手の機能の発達における個体発達の原理・視覚運動機能・中枢神経系の損傷による運動障害に対する作業療法・知覚-運動能力の発達:治療の理論的基礎・情報の統合・触覚機能:多動および知覚運動行動との関連・感覚統合過程と神経心理学的学習障害・感覚間統合における脳幹の役割に対する一解釈〔治療・訓練の概念〕・子どもの身体図式の発達・視覚運動障害児の訓練における粗大運動活動の役割・知覚,機能および治療の相互関係・神経行動学的枠組に基づく治療法・知覚-運動機能障害児に対する作業療法の基礎概念・感覚運動統合の測定法・読み―感覚統合過程の産物・読みに関する神経学的基礎の将来展望・脳への挑戦〔因子分析の研究〕・小児における知覚―運動障害のパターン・正常児の知覚―運動能力における相互関係・子どもにおける知覚―運動機能間の関連・ゲゼル発達指数と後の知覚―運動能力との関係について・学習上のハンディキャップをもつ児童の感覚統合障害・感覚統合症候群の特徴・学習障害児における感覚統合障害の特徴〔研究報告〕・知覚-運動機能障害の表現としての人物画・成人片麻痺患者の空間知覚・感覚統合による学業成績の改善・幼い分裂病少女における感覚統合機能障害〈感覚統合と作業療法〉