内容説明
現象学哲学者とリハビリテーション治療者による対話。
目次
第1部 “レクチャー”生きられた身体のリハビリテーション(リハビリテーション・身体性・自己;経験の流れの中にある自己―ミニマル・セルフ;経験に介入する「私」―反省的自己;言語とナラティブの獲得;物語としての自己―ナラティブ・セルフ;ナラティブ・セルフとリハビリテーション)
第2部 “対話”リハビリテーションの臨床と現象学の方法(「身体」という入り口をどのようなものとして考えていくのか;「間身体性」という共鳴が生み出すもの;「ミニマル・セルフ」と「ナラティブ・セルフ」とを架け橋する対話;「からだの状態をその人の意識に届けるための言葉」を探す;「身体図式」は「ミニマル・セルフ」の起源 ほか)
著者等紹介
田中彰吾[タナカショウゴ]
1971年東京都生まれ。2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科修了(博士・学術)。東海大学総合教育センター講師、ハイデルベルグ大学社会精神医学センター研究員を経て、東海大学文化社会学部心理社会学科教授、同大学文明研究所所長。理化学研究所客員研究員、人文系学術誌『Human Arenas』編集委員等を務める
本田慎一郎[ホンダシンイチロウ]
1971年北海道帯広市生まれ。2000年日本福祉リハビリテーション学院卒業(作業療法士)。水口病院、甲西リハビリ病院、摂南総合病院、ヴォーリズ記念病院、守山市民病院に勤務を経て、現在、有限会社青い鳥コミュニティー(放課後等デイサービス)取締役、リハ塾SHIN(脳卒中専門の訪問型自費リハビリ)代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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