目次
ここは君のいる場所ではない
奇妙な人間の魂ふたつ―それはオリッサ姉妹の別れから始まる
山の焚火のモラルをめぐって―南の風が吹きぬける時、姉は弟を愛するようになる
脳性麻痺児に対するマッサージ治療の古い記録
幼児虐待と運動療法
受難(Passion)
昼下がりの光景
水俣病は埋立てられる時代なのか
痴呆性老人の世界―老いの美と生の極限へのまなざし
何を見ても何かを思い出す〔ほか〕
著者等紹介
宮本省三[ミヤモトショウゾウ]
1958年、高知県生まれ。理学療法士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
15
著者は、リハビリテーション専門職が、生活リハビリという言葉を言い訳にして、自分たちの専門性のハードルを低くしてしまっていることに怒っているようだ。たしかに、そのようなセラピストを身近に目にすることは少なくない。とはいえ、認知運動療法の効果を実感できるような経験も持たない。どちらかというと曖昧なところで共感できる部分が多かった。2014/09/04
Soshi Mori
1
その人の歴史というかバックグラウンドを少しでも感じれると見方が変わる。イタリアで認知神経リハに出会い、それを広げてきたこの20数年間の重みみたいなものを垣間見れたような気がします(認知神経リハがいいかどうかとかは置いといて)。 にしても、僕の知っているすごいセラピストの多くは芸術をこよなく愛しているなあ。2014/09/23