出版社内容情報
《内容》 SOAPノートは,主観的情報,客観的情報,評価,プランの項目に従って記述する最も包括的な診療記録の書式である.本書は新人セラピスト・セラピストを目指す学生がSOAPノートを書く技術を学習するめのワークブックである.SOAPノートと臨床問題解決過程の関係,機能的帰結報告書式,定型記録報告用紙,コンピュータ利用による記録についても詳しく解説し、大学の教員の講義,臨床指導者の指導を助けるためにも最適の一冊である. 《目次》 第1章 SOAPノート 序論第2章 診療記録の書き方第3章 略語の使用方法第4章 医学用語第5章 問題点の書き方第6章 Subjective(S):主観的情報の書き方第7章 Objective(O):客観的情報の書き方第8章 Assessment(A):評価の書き方:I---問題点リスト第9章 Assessment(A);評価の書き方:II---長期ゴールと予測される機能的帰結第10章 Assessment(A):評価の書き方:III---短期ゴール第11章 Assessment(A):評価の書き方:IV---要約第12章 Plan(P):計画の書き方第13章 SOAPのさまざまな応用第14章 記録用書式,高額医療費補助制度用書式,コンピュータ利用の記録の今後の動向付録A ワークシート解答付録B ノートと問題解決の過程付録C SOAPノートのまとめ付録D 保険会社等の請求に応えるための記録の取り方のこつ付録E 参考文献付録F フローシートの使い方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鮭
4
今でこそリハカルテ~のようなわかりやすい参考書があったが、昔はこれしかなかった。 訳書で米国が参考なのであまり日本に馴染まない部分もあるが、使えなくはない。PTOT主体でSLPの内容はないので、STには参考になりにくい。2021/08/07
huyukawa
0
久しぶりにななめ読みした。やはり勉強になる。SOAPを勉強するならこれだと思う。2014/04/08
huyukawa
0
ぱらぱらと眺め読みしたが、非常に良い本だと思う。おそらく、リハビリに関する仕事をする人は一度は目を通すと良いと感じた。わかりやすく、明快。カルテを書くことも臨床能力のひとつと思うと、読むことを義務付けても良いと感じた。 また読み返して、今度は問題も取り組んでみたいと考える。2012/02/24