内容説明
里山には「持続可能性の実現に向けたSDGs」を超越するためのヒントが数多くあります。しかしながら今や、里山は、様々な意味で、危機に瀕してもいます。そこであなたも、世界や自然環境、地域や人を、未来に繋ぐため、ことをはじめてみませんか?ことをはじめるなんて…と思っている皆様、とにかく本書を手にしたら、里山へゴーゴー!サイコー(最高)!さぁいこう!きっと、あなたの大好きな里山が見つかるはず。
目次
研究報告(里山×SDGsに関する一考察;里山のこれまでとこれから京北の声を集めて ほか)
1 里山をめぐる「SDGs問答」(山極壽一×田中輝美×真常仁志「農山村から社会を変える教育を」;澁澤寿一×山極壽一×井上有加「里山からのグレートリセット」 ほか)
2 「関係びと」プロファイル(東昇平;一瀬裕子 ほか)
3 「もの・こと」プロファイル(京の都と歩む1300年の京北史;山國隊 ほか)
4 ことはじめガイド(地域の方々の意識や行動を調査するにあたって;地域資源を調査・分析するにあたって ほか)
著者等紹介
浅利美鈴[アサリミスズ]
2000年、京都大学工学部地球工学科卒業。2004年、博士(工学)。京都大学地球環境学堂准教授を経て、総合地球環境学研究所教授(総合研究大学院大学併任)。研究テーマは「ごみ」や「環境・SDGs教育」。世界中の「ごみ」や暮らしぶりを観察して歩きまわる日々を送る。学生時代に「京大ゴミ部」を立ち上げ、環境啓発・教育活動に取組み始め、京都議定書達成に向けた「びっくり!エコ100選」、エネルギー問題にアクションを起こす「びっくりエコ発電所」、京都におけるSDGs実装を目指す「エコ~るど京大」や「京都超SDGsコンソーシアム」「京都里山SDGsラボ(ことす)」等を展開。「廃棄物資源循環学会」の理事や、「3R・低炭素社会検定」の代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。