内容説明
京をけなし、京をほめ昔から言い伝えられている風刺とウイットに満ちた「ことわざ」の数々。京と京に関する事柄を見事に言い当てた寸言を通してみる京都像。
目次
あがったり大明神
上ル下ル
あかん三切れ
朝題目夕念仏
朝観音に夕薬師
愛宕殿トンビとならるればトンビの心あり
あだし野の露鳥部山の煙り
東男に京女
阿弥陀の光もカネしだい
勢いは東大寺、形は平等院、声は園城寺〔ほか〕
著者等紹介
藤原みてい[フジワラミテイ]
墨彩画家。古川柳研究家。朝日カルチャーセンター講師。本能寺文化教室講師。著書に「藤原みてい墨彩画集」(光村推古書院)「疏水誕生」「都の数えうた」(京都新聞社)など
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