京都ブックス<br> 銅版画師ウィリアム・ブレイク

京都ブックス
銅版画師ウィリアム・ブレイク

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  • サイズ B6判/ページ数 340,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784763640239
  • NDC分類 735
  • Cコード C0398

内容説明

ブレイクは今日でも大きな謎に包まれている人である。彼はすぐれた叙情詩人であるとともに、不思議に人の心に残る神秘的な宗教画を描いた画家でもある。本書は、長年の研究の成果であるが、まずブレイクを彼の職業であった銅版画師としてとらえ、そこからさまざまな遍歴の過程をたどったものである。

目次

第1章 修業時代(「銅版画師ブレイク」;パースの素描学校その他;ブレイクが銅版画師という職業を選んだこと;師匠ジェームズ・バサイア;ブレイクの批判と立場 ほか)
第2章 銅版画師ブレイク(世の習いのままに―複製銅版画師として;トマス・ストザート;ジョン・フラックスマン;ヘンリー・フューズリ;銅版画の萌芽―原型的人間像;挿絵化の試みと「歴史画」の複製化 ほか)
第3章 この世の軋轢(「シェークスピア・ギャラリー」、あるいは取り残された銅版画師;銅版画の挿絵―ヤングの《夜想》;おせっかいなパトロンと動物たちの《バラード》 ほか)
第4章 「銅版画家」を求めて(理論の熟成;銅版画家として―《カンタベリーの巡礼》;最初の間奏曲―リトグラフ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐるる

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「詩人」というイメージしかなかったウィリアム・ブレイクが、銅版画職人として生計を立てていたのを知って興味がわいていたところに、図書館で偶然この本を発見!これは読むしかないでしょうってことで早速読みました。職人としてのウィリアム・ブレイクを考証していっているので、やや内容は難しいところもありましたが、生活者としてのブレイクを身近に感じられて面白かったです。銅版画の歴史も学べてお得(?)かも。2011/12/23

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