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私の壁絵街道
ドイツ
スイス
イタリア
オーストリア
不滅の壁絵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
262
シリーズの第2巻は、ドイツ、スイス、イタリア、オーストリアを巡る。チロル、バイエルン、エンガティンの地域であり、壁絵はこの辺りにとりわけ偏在するからである。ここで紹介されているドイツの壁絵は、その地の歴史を題材にした細密なもの。絵の技量もなかなか。コンスタンツからオーバーアマガウを経てベルヒテスガーデンまで、ドイツ壁絵街道といった趣きである。スイス、ツィリスの壁絵は、色も絵柄もキリスト教曼荼羅といった風情。スクオールはエッチングのようなスグラフィットである。イタリアン・チロルはさすがに華やか。2024/06/03
miracolo
1
最後の中原佑介の文の、メキシコ壁画運動との関連付けが面白い。2021/09/25