出版社内容情報
「リベラリズム」の超克へ
『芦田均日記』全7巻の編纂者解説を再録。保守リベラルの生涯を通じて憲法制定から戦後民主化過程、吉田・鳩山保守政権の攻防を追跡。戦後憲法制定の最高責任者としての9条制定の謎を極秘資料に依拠して解く。戦後改革を進めたリベラルの光を明らかにしながら、反共日米安保に拘束される保守の影を示す。
解説:
竹中佳彦(筑波大学)
【目次】
識者解説
著者解題
第一部 「芦田均日記(全七巻)」著者解説
第二部 「帝国憲法改正案委員小委員会速記録」再録
第三部 「戦後改革の終焉へ」