出版社内容情報
この国の「第三の開国」への道を切り拓く
「夏しか知らない蝉は夏さえも知らない」(荘子)。現存の政策理論に見る「国際視座の欠落」を軸に、ラスウェルや社会資本論、ネオ・リベラリズムに至る内外の政策理論を検証。
「第三のグローバル化」、情報革命下の「シビルミニマム論の終焉」を軸に、「市民の政策学」を提唱。新しい公共政策で、新たな社会を構想する。
解説:
白鳥浩(法政大学)
萩原伸次郎(横浜国立大学)
内容説明
この国の「第三の開国」への道を切り拓く。「夏しか知らない蝉は夏さえも知らない」(荘子)。現存の政策理論に見る「国際視座の欠落」を軸に、ラスウェルや社会資本論、ネオ・リベラリズムに至る内外の政策理論を検証。「第三のグローバル化」、情報革命下の「シビルミニマム論の終焉」を軸に、「市民の政策学」を提唱。新しい公共政策で、新たな社会を構想する。
目次
ネットワーク型結集 新党は「ブドウの房」だ 対談 横路孝弘(前北海道知事)×進藤榮一(筑波大学名誉教授)
1 国際公共政策(国際公共政策の課題と方法―グローカル共生への道(「まえがき」「はじめに」)
国際公共政策
変わる海―国際公共政策とは何か―
理論の生成
理論の展開 ほか)
2 国際公共政策の諸相(対談「軍縮 相互不信どう克服」;地域安保から世界安保へ移行させてよいのか―脱冷戦時代の日本の防衛政策;変わる世界と日本の位置―米ソ時代の終わりの始まり―;国際政治と軍縮;ミリテクが国際政治を変える ほか)
著者等紹介
進藤榮一[シンドウエイイチ]
1939年北海道生まれ。京大法卒。同大学院博士課程修了。法博。筑波大名誉教授、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国際アジア共同体学会会長。一帯一路日本研究センター代表。京大、名大、早大、米・加・墨などで講師・客員教授、ジョンズホプキンズ、プリンストン、ハーバード米国史研究所、米国平和研究所、コペンハーゲン、オックスフォード、米国ウイルソン国際研究所、延世大、香港中文大などで上級研究員歴任。専門はアメリカ外交、国際政治経済学、公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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