出版社内容情報
虐待の後遺症・複雑性PTSDを認め、受け入れ、手放すために
虐待サバイバーとして複雑性PTSDに向き合ってきた中でたどり着いた、本当の意味でのトラウマ治療。
自然とのふれあい、食生活の改善、伝統への回帰を通じ、日々の暮らしを慈しむことでレジリエンスを高め、自分の足で歩き始めた先に見えてきた景色とは──。
対談:和田秀樹(精神科医)
内容説明
虐待の後遺症・複雑性PTSDを認め、受け入れ、手放すために。虐待サバイバーとして複雑性PTSDに向き合ってきた中でたどり着いた、本当の意味でのトラウマ治療。自然とのふれあい、食生活の改善、伝統への回帰を通じ、日々の暮らしを慈しむことでレジリエンスを高め、自分の足で歩き始めた先に見えてきた景色とは―。対談 和田秀樹「虐待サバイバーが生きていける社会へ」
目次
第1章 虐待の後遺症とは(複雑性PTSDとの出会い;誰からも理解されなかった児童虐待の心の傷 ほか)
第2章 社会の現状とその原因や背景への考察(心的外傷後ストレス障害(PTSD)が日本で認知されるまで
日本で児童虐待防止法が制定されたのは2000年 ほか)
第3章 回復への道のり(虐待サバイバーと向精神薬の薬害;心の傷に効く化学の薬はない ほか)
第4章 トラウマと共に生きていくということ(平凡な暮らしが幸せ;懐かしさを暮らしに取り入れる ほか)
対談 虐待サバイバーが生きていける社会へ(和田秀樹×羽場千恵)
著者等紹介
羽馬千恵[ハバチエ]
1983年、兵庫県赤穂市生まれ。虐待被害の当事者として、社会に必要な支援などを啓発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。